野球やサッカーに「公式球」があるように、スポーツとしてのまくら投げにも専用の「公式枕」があります。それがこの、まくら投げ専用枕。
協賛企業である「まくら株式会社」が開発した競技用の枕で、睡眠を目的とした一般的な枕とは違い、まさに「投げる」ことに特化して作られているのが特徴です。
- 普通の枕よりも強度が高く、適度な重さがあり投げやすい
- 顔や体に当たっても痛くない柔軟性
- 照度が低い会場でも視認性に優れたデザイン
公式枕は、投げやすい。
まくら投げ大会では相手チームの大将を狙って投げるため、ある程度のスピードと飛距離がでるように重さが調整されています。そのため初めて公式枕を持った人は、まず軽すぎず、重すぎないこの絶妙なバランスに感心することでしょう。
また、枕の重さ・素材・形状・掴み易さなど、あらゆる視点から「投げやすさ」を追求しただけでなく、激しく投げ合う試合中でもすぐに枕が破れてしまわないよう、特殊な縫製方法を使って強度が高められています。
公式枕は、当たっても痛くない。
小学生の子供も参加するまくら投げ大会。勢いよく飛んできた枕が顔や体に当たっても痛くないように、枕の中身には「クラッシュラテックス」という柔らかい素材と、伸縮性のある生地を使って作られています。また、怪我のリスクを減らすために、固いファスナーやタグネームなども付いていません。
公式枕は、飛んできても見えやすい。
ボールをキャッチできるドッジボールとは違い、避けることでしか回避できないまくら投げ。試合中は10個もの枕が同時に飛び交うため、会場の照明が暗くても見えやすいよう、視認性に優れた鮮やかなデザインになっています。
以前はグレーと白のボーダー柄でしたが、2018年の第6回大会からリニューアルし、青と赤を基調としたよりスポーツらしいデザインになりました。
「勝ちたきゃ、投げろ!」本気ならもはや必須アイテム
まくら投げ大会の認知度が広がっていくのに伴って参加チームも年々増えていますが、やはり強いチームほど「マイまくら投げ枕」を持参していますね。日頃からの練習はもちろん、本番前のウォーミングアップ、待ち時間の作戦会議に公式枕が活躍しています。
まくら投げ専用枕は、一般の部で使われる「35×50cm」の通常サイズと、子供の部で使われる「29×40cm」のジュニアサイズの2種類があります。