全日本まくら投げ大会 in 伊東温泉 公式競技ルール

全日本まくら投げ大会 in 伊東温泉 公式競技ルール まくら投げ大会

ピローファイター ナゲル
ナゲル
“たかが枕投げ”と侮るな。実はドッジボールよりもエキサイティングな『まくら投げ大会』の公式競技ルールを紹介するぞ!
スポーツとしてより最適化するために、まくら投げ競技ルールはマイナーチェンジを繰り返しています。参加チームは「全日本まくら投げ大会(公式)」サイトにて、事前に最新ルールを確認するようにしましょう。

競技上の基本ルール

  • 1チーム8人編成【選手5人(うち1人が大将、1人がリベロ)サポート3人】
    • 全8人のポジションすべて1セット毎に入替可
    • 大将:各セットの残り時間が30秒になるまでは、大将エリアから出ることが出来ず、当てられた時点でセットが終了となる。
    • 選手:競技参加
    • リベロ:防御専門の選手。競技エリア内のリベロエリアにて、掛布団1枚を両手で持ち防御のみを行う。各セットの残り時間が30秒になった時点からは、他の選手と同様になる。(布団での防御なし、攻撃可)
    • サポート:競技エリア外に出たまくらを自陣の競技エリア内に戻す。
  • 提出する誓約書に記載された選手のみ、試合に参加できるものとする。
  • 負傷等により1チーム5人以下となった場合、そのチームは棄権とみなす。
  • 競技エリア 4.5m×7.2m(20畳)、敵陣との間隔を2mとる。
  • 試合時間は1セット2分×3セット 2セット先取した方の勝利。
  • 大将生き残り戦(どちらかの大将が当てられた時点でセット終了)
  • 同時に両チームの大将に当たり、審判団が協議しても判断が難しい場合は、そのセットは引き分けとする
  • 制限時間内に勝負がつかなかった場合は、生き残っている選手が多いチームをそのセットの勝者とする。
    なお、同数の場合はそのセットは引き分けとする。
  • 3セットで勝負がつかなかった場合は、まくらの遠投で勝敗を決定する。

    ※一般の部は3セット目の大将、子供の部は代表者3人でまくらの遠投を行う。

    ※遠投姿勢は立ち膝。まくらを投げる際の投げ方は自由とするが、両膝を床から離してはいけない。

    ※枕の最終到達地点で計測し、観客も含め、如何なる障害物に当たって止まったとしても投げ直しはせず、その地点までとします。

  • 試合開始時間に、コートに集合していない場合は、1セット目は不戦敗となり、試合開始時間の3分後にも集まっていない場合は、2セット目も不戦敗となり、その試合は、0-2の負けとする。

    ※予選リーグで出場予定の両チームが集合していない場合は、3分経過した時点で両チームとも負けとし、両チームともセットカウント0-2の負けとする。

    ※決勝トーナメントで、出場予定の両チームが集合していない場合は、その試合は両チームとも負けとなり、次の試合で、その試合の勝者と対戦するチームは、不戦勝となる。(決勝等の順位が決定する試合に両チームが集合していない場合は、3位になったチームが繰り上げで優勝となる。)

  • 一般の部の予選は、1日目に各リーグ4チームのリーグ戦を行い、各リーグ1位の12チームは、2日目の決勝トーナメントへ進む。各リーグ2位の12チームは、2日目の敗者復活戦へ進み、決勝トーナメントへ進む4チームを決める。(各リーグ3位、4位となったチームは、1日目で終了となる。)
  • 一般の部の敗者復活戦は、各リーグ3チームのリーグ戦を行い、各リーグ1位の4チームは、決勝トーナメントへ進む。(リーグ戦の組み合わせは、抽選により決定する。)
  • 一般の部の決勝トーナメントは、上位16チームにより行い、抽選によってトーナメント表を決める。
  • 決勝トーナメントで負けたチームは、敗者復活トーナメントによる3位決定戦を行う。(別紙トーナメント表のとおり)なお、準決勝で負けたチームが、3位決定トーナメントを行う際の1試合目につき、アドバンテージで1セット勝利しているところから試合を開始する。
  • 子供の部の予選は、3チームのリーグ戦を行い各リーグ1位の3チームが決勝トーナメントへ進む。
  • 子供の部は、予選リーグ終了後、各リーグ2位(3チーム)の代表者3名による「まくらの遠投」により、決勝トーナメントへ進む1チームを決める。
    ※「まくらの遠投」は3セット目で勝敗がつかなかった場合と同様のルールです。
  • 子供の部の決勝トーナメントは、上記4チームにより行い、抽選によってトーナメント表を決める。
  • 予選リーグの順位決定方法は①勝利数 ②セット率の順で決定し、2チームが同率の場合は当該対戦の勝者を上位とする。3チーム以上が同率の場合は、各チームの代表者3名の枕の遠投で順位を決める。
  • 浴衣(パジャマは不可)着用。浴衣は、帯を締め、しっかりと着る。たすき掛けをすることは禁止。
  • 選手は裸足とし、サポートは体育館シューズ等を履いてもよいこととする。
  • 選手の5人は、ゼッケンをつけ、大将は「大将ビブス」をつける。
  • 競技姿勢は基本的に自由。但し、ずっと寝そべった状態でいたり、しゃがんだままでいる、リベロの布団のすぐ後ろでずっと隠れている等の消極的な行為をしてはいけない。(審判が注意しても続けた場合は退場、または、そのセットを負けとすることがある。)

試合の始め方

枕投げ大会 試合の始め方

  • 試合を始める前に、各チームの代表者でじゃんけんを行い、勝者が自陣コートを選択する。※セット毎のコートチェンジは行わない。
    その後、競技エリア中央で、整列・挨拶をし、相手との健闘を誓い、握手をしてから開始する。
  • 競技開始時、各チームのまくらは5個ずつとし、自陣エリア内の前から1.8mの位置に置いた状態とする。
    大将は、畳上の布団に、それ以外の選手(リベロ含む)は、競技エリア外の布団に寝た状態(仰向けで、頭は敵陣と反対側にし寝る)となり、主審の笛の合図で、一斉に起き上がり試合を開始する。
    リベロのみ掛布団を持ったまま、リベロエリア(図面参照)へ移動する。
    なお、リベロエリアに到達する前に布団で防御することは出来ない。
  • サポートは、競技エリア外の畳(1畳)の上に正座をした状態から始める。

相手の倒し方、防御の仕方、当てられた選手の動き

  • 相手からのまくらがノーバウンドで当たったらヒットとする。(ワンバウンドしてから当たった場合はセーフ)
  • 相手から投げられたまくらをキャッチしてしまった場合もヒットとみなす。持っているまくらで飛んできたまくらを防ぐのもヒットとする。
  • まくらがリベロが防御する布団等に当たった後、選手にノーバウンドで当たった場合についてもヒットとする。
  • まくらのダブルヒットは無しとする。(最初に当たった選手のみヒットとする。)
  • 生き残るためには、飛んできたまくらをよけるのみ。(リベロを除く。)
  • 相手から投げられたまくらがヒットした選手は、競技エリアの外に敷いてある布団に移動し、寝たフリをすること。
  • 自陣のエリア(畳の上)から出てしまった場合は、その選手はアウトで、まくらがヒットした選手と同じく、布団に移動し、寝たふりをする。
  • 自陣の競技エリアから出て投げたまくらが相手にヒットしても無効とする。(自陣の競技エリアから出た選手はアウト)
    投げた後にエリアから出てしまった場合も同様とみなす。

「選手」についてもっと詳しく

リベロの動き

  • リベロは、掛布団1枚を両手で持ち防御のみが出来る選手。
  • リベロは、リベロエリア(図面参照)から出てはいけない。
  • リベロが、畳の上から前に出てしまった場合もアウトとなる。(他の選手と同様、布団に移動し、寝たフリをする。)
    その場合、そのチームはリベロなしで戦うことになる。
  • 両手で布団を持っていない態勢(片手で持つ、布団を投げる等)で防御を続けた場合は、主審が注意し、2回目以降の注意で退場となる場合がある。
  • 両手で布団を持っている態勢であれば、足などの体を使っての防御もよいこととする。
  • リベロは、試合開始時、競技エリア外に敷かれた布団に寝た状態となり、主審の笛の合図で、リベロエリアまで移動し防御を行う。なお、リベロエリアに到達する前に当てられても「無効」とするが、リベロエリアに到達する前に防御をしてはいけない。
  • リベロは、残り30秒までは、まくらに当たっても防御を続けることが出来る。
  • 残り時間が30秒になったら、主審は笛をふき、「リベロ終了」とコールする。(試合の時間は止めない。残り30秒を切ったら全員防御はできない。)コール後は、リベロは布団を置き、通常の選手と同じく、攻撃をすることが出来、試合終了まで生き残った場合は、1人にカウントされる。
  • 主審の「リベロ終了」のコール後に、リベロが布団を置いていない場合は、布団も体の一部とみなし、布団に当たった場合もヒットとする。

リベロが防御することで起こり得る事

  • 両チームの陣地の間にまくらが落ちた場合は、畳から出なければ大将・選手・リベロが取ることが出来る。
    また、両チームの陣地の間にまくらが溜まってしまった場合は、主審の笛の合図で試合を止め、真ん中のラインを境にし、両チームへ振り分けることとする。

「リベロ」についてもっと詳しく

大将の動き

  • 大将が当てられたらそのセットは負けとなる。
  • 大将は、試合開始時、畳上に敷かれた布団に寝た状態となり、主審の笛の合図で、起き上がり試合を開始する。
  • 大将は、残り時間が30秒になるまでは、大将移動エリア(図面参照)から出てはいけない。なお、まくらを投げる行為やまくらを回収する行為の際に大将移動エリアより前に出ることは出来る。
  • 大将エリアは、残り時間が30秒となった際の「リベロ終了」のコールと同時に消滅し、大将は、競技エリアの畳上であれば、どこでも動くことが出来る。

「大将」についてもっと詳しく

サポートの動き

  • サポートは自陣の競技エリアの外側に配置し、自陣競技エリアから出た枕(自陣の畳の縁に掛っているものも回収可)を回収し、指定の位置(図面参照)から自陣に戻す。競技エリアには入れない。
  • サポートは、競技エリア内の選手に触ることは出来ない。(触れた選手はアウトとなる。)
    例えば、サポートが、競技エリア内の選手が外に出ないように支えたりした場合も同様とする。
    また、その後も改善されない場合は、そのセットは負けとなることもある。
  • サポートは、試合開始時、競技エリア外の畳(1畳)の上に正座をした状態から始める。
  • サポートは、「先生がきたぞォ~」コールをすることが出来る。

「サポート」についてもっと詳しく

『先生がきたぞォ~』コールについて

  • コールすることで、敵陣(サポートエリアも含む)にあるまくらを回収することが出来る。
  • 各チーム1試合につき1回だけコールすることができ、1セットの中でコールできるのは、どちらかの1チームだけ。(Aチームがコールした場合は、そのセット内でBチームはコールすることができない。)
  • コールは、サポートのうちの1人が行うこととし、デジタルタイマーの前に置いてある拡声器を使って、大きな声で「先生がきたぞォ~」とコールする。
  • コールがあった後に主審が笛を吹くため、この笛の合図で、両チームの生き残っている選手・サポートは持っているまくらをその場に置く。
  • 両チームの大将以外の生き残っている選手(リベロ含む)は、先生に見つかったという想定で、その場に正座する。
    サポートはその場で立ったまま待機する。

【コールしたチーム】の大将の動き

  • コールしたチームの大将は、主審の笛の合図後、敵陣(サポートエリアも含む)にあるまくらを回収することが出来る。
  • 副審が、コール後の主審の笛の合図から10秒のカウントダウンをするため、その間、まくらを回収することが出来る。
  • 10秒のカウントダウンが終わるまでに自陣に戻れなかった場合は、そのセットは負けとなる。
  • まくらを回収する際、投げ込みでの回収をしてはいけない。
    (回収したまくらは自陣まで持って運ばなければならない。)

【コールされたチーム】の大将の動き

  • コールされたチームの大将は、主審の笛の合図で、自陣の畳上に敷いてある布団で寝たフリをする。
  • 10秒のカウントダウンが終わるまでに布団に寝ていない場合は、そのセットは負けとなる。
  • 両チームの大将が、10秒のカウントダウンが終わるまでにそれぞれの行為(自陣に戻る、布団に寝たフリをする)が出来ていない場合は、そのセットは引き分けとする。
  • 10秒のカウントダウン終了で副審が笛を吹くため、この笛の合図で試合を再開する。
  • 「先生がきたぞォ~」コールから試合再開の笛の合図までの間は、試合時間は止まる。

「先生がきたぞォ~」コールの注意点

  • セットの残り時間が30秒となったら、そのセットは両チームともコールする事ができない。
    ※残り30秒で主審が「リベロ終了」のコールをするため、そのコール以降は、「先生がきたぞォ~」コールは出来ない。

その他 注意事項

競技に関して

  • 「まくらを占領し攻撃しない」、「ずっと寝そべった態勢でいる」、「しゃがんだままでいる」、「リベロの布団のすぐ後ろでずっと隠れている」など消極的な行為と判断した場合は主審が注意する。注意後に改善が見られない場合はそのセットは負けとすることがある。
  • その他、競技中は審判の指示に従い競技を行うこと。

競技エリア詳細イメージ図

全日本まくら投げ大会 競技エリア詳細イメージ図

  • 競技エリアを囲う黒色の点線で示したラインより中には観客は入れません。
    ※実際の会場では黒色の点線ではありませんのでご注意ください。
  • サポートが動ける範囲は、センターラインより自陣側の畳の外側(黄色部分)とします。
  • 両チームの競技エリアの間に設けた、2mの間隔の部分(水色部分)には入れません。
  • 水色部分に落ちたまくらについては、選手のみが、畳から出なければ回収することが出来る。この部分にまくらが溜まってしまった場合は、主審の判断により、試合を止め、中心のラインを基準に振り分ける。
  • 外枠は6人制バレーボールのコート(フロアの白いライン)

競技の全体イメージ

全日本まくら投げ大会 競技エリア詳細イメージ図

  • 競技エリアのイメージです。
  • サポートは自陣競技エリアの後ろ、部分からまくらを戻して下さい。(両サイドからは戻せません。)

「まくら投げ大会」公式ルールの説明動画

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